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キャンペーン情報

みんなで楽しめる!大ヒットボードゲーム「ジャングルスポッティングゲーム」を遊びつくそう!

この惑星(ほし)のワンダーに出会う!
不思議?びっくり!オモシロ生物が続々登場する
シンプルだけど本格派、英国生まれの絵さがしゲーム!

子どもたちにとって、「遊び」は成長に欠かせないとても大切な栄養素
特にだれかと一緒に遊ぶボードゲームは、集中力や思考力、観察力、そしてコミュニケーション力などを育みながら、おともだちや家族と遊んだ楽しい時間を、大切な思い出のひとつとしても残してくれます。手触りやにおい、音……。プレイ中にさまざまな五感が刺激されるのも、アナログなゲームならではの大きな魅力です。
さて、絵本の家で2020年に輸入販売を開始したところ、幼稚園やプリスクールの方で大人気となったボードゲームがあります。それがこちらのジャングル スポッティングゲームです。
たくさんの生き物の中からお目当ての生き物を探す、いたってシンプルかつ、なぜか夢中になってしまう絵さがしゲーム。
遊び方はとっても簡単。
チップを箱から取り出し、ボードの「ジャングル」の中からチップの生き物を探すだけ。もちろん、早い者勝ちです! 見つけたら大きな声で「I saw it first!(一番に見っけ!)」と宣言します。こちらのゲームは本国英国で2020年、トイショップ・インデペンデントトイ・アワード金賞を受賞しました✨

🚩 ポイント🚩
●遊び方は簡単! 準備も片付けも楽々!
●生き物は充実の300種! 環境先進国のイギリスから来た本格派。
●裏表二面で遊べるため、2倍楽しめる!(4歳~)

あきひろくん、ゲームに集中しています!

実際に遊んだおともだち(かなえちゃん8歳、あきひろくん5歳(撮影時))にインタビューしてみたところ、
「見つけにくいけど、見つけたらスッキリする」(かなえちゃん)
「むずかしいけど、楽しい!」(あきひろくん)
そして、ともだちといっしょに遊べて楽しかった!という元気な言葉が返ってきました。

子どもが太鼓判を押すゲーム、おとなが本気で遊びつくしてみました!

そんな風に子どもたちが太鼓判を押すゲーム。
いったい何が面白いの? と気になったおとなたちが遊んでみることに。
大学院で恐竜について研究していた専門家メンバーとともに、その面白さをレポートしてみます!


【遊んだ人】
🐯 恐竜博士 トラ太さん
(大学院での専門は恐竜とワニ!)
😼 猫大好き! ネコ野さん
🐭 動物番組好き ネズ本さん

まずは基本の遊び方で遊んでみる

GO!(ゴー)の掛け声でゲーム開始!

ゲームには絵本の家特製・遊び方ガイド(日本語)が同梱されているので、まずはガイドに沿ってプレイ。
三角形の箱に収まっている6枚のボードを組み合わせ、六角形の「ジャングル」に。組み合わせると約60センチ四方のボードとなり、なかなかの大きさ。子どもなら6人くらいまでは遊べるそう。
箱の中に入れたチップを1枚取り出し、チップの絵を皆に見せると、GO!のかけ声で、スポッティング(絵さがし)開始!
今回、探すのは細長い魚🐡。
地味な灰色のせいか、なかなか見つからないと焦っていると「I saw it first!(一番に見っけ!)」の声が。
……あれれ?
二人同時に別々の生き物を指さしています。似てるけどどちらかはニセモノのよう!

© Illustrations 2018 Caroline Selmes

よくよく見ると、正解はネコ野😼さんが見つけた魚!
同じ種で似ているけれど、微妙に違う生き物がまぎれ込んでいるので、これは観察眼も鍛えられます。遊びながらも頭はフル回転、そして見つけた時はアハ体験のような爽快感! なるほど、スッキリ感が病みつきになりそう!

👉オモシロポイント① 発見した時のスッキリ感が病みつきに!

基本の遊び方には、もう一つタイムアタックという遊び方も。これは決めた時間内にどれだけチップを取れるかを競うもの。こちらは短い時間でも遊べます。

遊びつくし作戦 ①~気になる絵の生き物を調べてみる!

実際に遊んでみると、ボードに散りばめられた300種類もの生き物たちは、どれもかわいいイラストで昆虫たちもキュート! リアルではないのに個々の特徴がよくとらえられていることに感心しました。
ピーナッツみたいな形の頭の昆虫や、体が半分透けているカエル、ムササビのような猿……。
なぜこんな形や色をしているの?
いったいどういう生き物?
どこに棲んでいるの?
そんな好奇心がむくむくと膨らんでくるのを感じます。

👉オモシロポイント② 出てくる生き物がとにかくユニーク!

こちらのチップの裏側には英語名が書かれているため、生き物の名前からさらに「調べ学習」へ発展できます。早速、取ったチップの中から、気になる生き物を調べてみることに…。

© Illustrations 2018 Caroline Selmes

ネコ野😼さんはヘンテコな宇宙人のような生き物に注目。
名前を見ると「Superb bird-of-paradise」という英語が。bird-of-paradise(バード・オブ・パラダイス)、つまり極楽鳥の一種。さっそくインターネットで調べてみると、カタカケフウチョウという、とてもユニークな求愛ダンスを踊る鳥であることがわかりました。

コーネル大学鳥類学研究所の動画(音声にご注意ください)
The Cornell Lab of Ornithology © 2013 Cornell University

こちらは、ダンスを踊るカタカケフウチョウの姿。踊りだすと変身する姿にびっくり。
イラストにもそっくりです!

遊びつくし作戦 ②~生き物をグループ分けしてみよう!

さて、遊んだ後、それぞれが取ったチップの山を見ると鳥や魚、昆虫など、多種類の生き物がいることがわかりました。そこで、チップをグループ分けしてみることに。
水の中に棲む生き物、陸に棲む生き物など、いろいろな分け方ができますが、今回は ほ乳類・鳥類・両生類・は虫類・昆虫・魚類と分けてみました。すると、同じグループでも、姿かたちがバラエティに富んでいることにびっくり!

ここでトラ太🐯さんによる、専門家チェックが入りました!
魚類になんとピンク色のイルカが紛れ込んでいました。よく知られている通り、イルカはほ乳類。このピンクのイルカはアマゾン・リバー・ドルフィンこと、アマゾンカワイルカ。海ではなく、川に棲んでいる珍しいイルカだそうです。🐬

また、一見姿が似ていても、実はつながりの薄い生き物もいるそう。46億年前に地球が生まれてから、気が遠くなるような時間をかけた進化の道のりがあり、その長い旅路の果てに今の姿があると思うと感慨深いものがあります。

👉オモシロポイント③ 昆虫から鳥類まで、とにかくバラエティが豊かで多種類!

遊びつくし作戦 ③~英語を使って遊んでみる

ここで、さらに発展させ、英語を使った新しい遊び方にチャレンジしてみることにしました。チップ裏側の英語名を最初に見て、どういう生き物かを想像して絵探しをスタートするというもの。少し時間がたったらチップの表側の絵も確認し、正しい絵を探します。

© Illustrations 2018 Caroline Selmes

ネズ本🐭さんが取ったチップに書かれていたのは、ジラフ・ウィービル(Giraffe weevil)という英語。英語でジラフはキリンという意味。キリンのような生き物を想像して探してみると……
いました!
本当にキリンのように首が長い昆虫。その名もキリンクビナガオトシブミというゾウムシの一種! オトシブミ=落とし文の名の通り、木の葉に産卵し、その葉を折りたたんで封筒のような揺りかごを作り、地面に落とすというユニークな生態の昆虫です。(ジラフ・ウィービルのBBC動画はこちら(YouTubeに飛びます)

英語は難しいかと思いましたが、意外と身近な英単語も登場します。
たとえばトマト・フロッグ(Tomato frog)の名前の通り、トマトのように赤いカエル。
グラスウィングド・バタフライ(Glasswinged butterfly)という、羽がガラスのように透けている蝶(ツマジロスカシマダラ)。
また、ナルシストの語源にもなったギリシャ神話の美少年、ナルキソスの名にちなんだ美しい蝶(Agrias narcissus butterfly/ナルキッサス ミイロタテハ)など、まさに名は体を表す生き物が続々と見つかりました。ダーウィンのカエル(Darwin’s frog/ダーウィンハナガエル)といった人名を冠したものも。どうしてその名前がついているのか、ついつい調べたくなります。

👉オモシロポイント④ 意外と名前もオモシロイ!

そして地球のいまを考える

おとな3人で図らずもゲームに熱中してしまいましたが、この地球上には本当にユニークな生き物たちがたくさん生きているということに驚き、その生命の豊かさに胸打たれてしまいました。
と同時に、生き物を調べると出てくるレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)で、絶滅が危惧されている生き物が多いことは衝撃です。
国連主催会合からの報告によると、人類の活動によって約100万種の動植物が絶滅危機にさらされているそうです。ゲームに登場する生き物たちの一部が暮らしているアマゾンの熱帯雨林も、大豆栽培や木材の伐採、開発による砂漠化などで急速に失われています。
SDGsでも生物多様性は重要なキーワードですが、生き物たちの網目のようなネットワークと支え合いの共生関係は、長い長い時をかけて作り出されてきたもの。奇跡のように多様な命が暮らすこの地球のワンダーを体感し、その現在と未来についてもっと真剣に考えたいと強く感じました。

さて、最後にオマケのお楽しみです。実はゲームには、ボードにだけ存在する隠れキャラクターがいるとのこと。たくさん遊んだ暁には、ぜひ探してみてくださいね!

🛒 販売ページ 🛒
ジャングルスポッティングゲーム
http://www.ehon-house.com/shopdetail/000000003292/
姉妹版 オーシャンスポッティングゲーム
http://www.ehon-house.com/shopdetail/000000003020/

【仕様】英語版、外箱サイズ (350×350×50mm)、チップ300個(直径 約27mm)、ボード6枚(ボード組み立て時サイズ 直径 約600mm)、チップを入れる紙箱1点、日本語遊び方ガイド入り

参考 ※ 動植物100万種が絶滅危機、国連の科学者組織が報告(日経新聞オンライン 2019年5月7日)